QNリーグ事務局です。
今朝、NHKの朝ニュースを見ておりまして。その中でトランスジェンダーとスポーツ大会の取り組みを、かなり長い時間を割いて取り上げておりました。
https://www3.nhk.or.jp/.../20240125/k10014331431000.html
特に、今回はMtF(男性から女性)でなくFtM(女性から男性)のトランスジェンダー選手をメインに取り上げておりました。多くの問題事由としてありがちな「男性の肉体を持って、女性カテゴリーで闘うことを希望すると、女性クラスでも競争が壊れてしまう恐れ」でなく、「女性の肉体を持って、男性カテゴリーで闘うことを希望すると、競争の安全性が保てなくなる恐れ」を判りやすく取り上げておりました。
MtF(男性から女性)でもFtM(女性から男性)においても、先ずは安全面を確保し競い合う状況を作ることが大前提。それがルールとして考慮されるべき点でもあります。そのためにトライアスロン連合では審判を対象とした研修をおこなったり、フェンシング協会ではトランスジェンダー選手もメンバーに入れて新たなルール作りをおこなっていることも紹介。
弊リーグにおいても先日、たまたまトランスジェンダー考察をホームページにコラム掲載したところでした。
QNリーグから発信する女子とジュニアのための自転車コラム (jbrain.or.jp)
この叩き文にも書きましたが、何よりも「多様性に対応し、様々な人々が楽しめる自転車レースを目指して」いきたいと考えております。
女子クラス競技も発足当初は「女性が、そんなはしたない事をするべきではない」などと様々な弊害があるなかで、ようやく今の地位を獲得しています。そこから年齢別など多様なクラス分けにも進んできた今、性別も様々なクラス分けへ発展しながら、未来への可能性を探っていきたいと真剣に考えております。これも自転車レース普及のための、非常に大事な側面ではないか?とも考えております。