QNリーグ事務局です。
先日の7月17日（月・祝）、福島県田村市滝根町・あぶくま洞にて「第6回あぶくま洞ヒルクライム」が開催されました。
今回で第6回目の開催となる今大会は、2011年に東日本大震災で被災した福島県の今を国内外に発信し、サイクルスポーツを通じた広域的な交流人口の拡大と振興を目的に、福島復興を象徴するために立ち上げられた自転車ロードレースシリーズ「福島復興サイクルロードレースシリーズ」の1大会でもあります。このレースは第1ステージで、あぶくま洞鍾乳洞側の5.4kmを走り、その後すぐに下山してスタートとなる第2ステージは入水鍾乳洞側の5.1kmを走行します。そして、この2つのコースを用いた全2ステージの合計タイムで順位を争うヒルクライムステージレースとなっています。
今まで高校生以上女子のQリーグ対象レースは、クリテリウムなど短いレース距離と走行時間になりがちでしたが、今シーズンからはエンデューロや、今大会のようなヒルクライムなど長めの距離や走行時間となるレースも組み入れることによって、ロードレースの醍醐味も知ってもらうとともに、様々な得意分野を持つ女子選手をリーグに登録してもらい、その幅広い活躍を多くの方々に知ってもらうこと狙っています。
レース当日は朝から素晴らしい晴天となり、メイン会場となった星の村・天文台から臨む、あぶくま洞やレースコースからの眺めは素晴らしく、参加選手たちは各ステージのスタート地点やゴールで準備された振る舞いの冷たい飲み物やカキ氷でクールダウンをしながら、全2ステージのヒルクライムに挑みました。
そして今大会をリーグ初の「Qリーグ＝高校生女子のみ対象のシリーズ戦」として組み入れ、女子クラスの結果により下記のとおり現ポイントリーダーが前シリーズ戦に続き、防衛に成功しました。
＜写真はQリーグポイントリーダーの根本 香織（Team一匹狼）＞
アスリチューン賞Qリーグ（高校生以上女子）リーダー：根本 香織（Team一匹狼）・104p
ランキング2位：蒲原 琴音（Team一匹狼）・35p
ランキング3位：小田 恵利花（フィッツ）・28p
※ランキングにおいて同点者が出た場合、最新のレース着順が優位の選手を上位とする。
※最終戦終了時において、同点者が出た場合は、最終戦直前のランキングで優位の選手を上位とする。
今大会のポイントリーダー授与式では、Bioracer様よりQリーグポイントリーダーの証として「アメジストジャージ」をご提供いただきました。また、Qリーグは株式会社 隼様より「アスリチューン Qリーグポイントリーダー賞」としてアスリチューンQリーグ特製セットをご提供いただきました。
「第6回あぶくま洞ヒルクライム」公式ホームページ
https://tour-de-fukushima.jp/abukuma/
この後の第5戦は、7月30日（日）に群馬サイクルスポーツセンターで開催の「JCRC legacy WR ROAD：群馬CSCロードレース」となります。
ほかQリーグ全15戦、Nリーグ全13戦で、シリーズ戦を予定しております。
Qリーグ・Nリーグの登録はこちらから。各対象レース開催日の3日前まで登録完了すればポイントランキングに反映。今後も女子とジュニアが活躍するリーグにご声援のほどよろしくお願いします！
