QNリーグ事務局です。
先日、2月13日(日)に神奈川県大磯ロングビーチにて開催されました、QNリーグ2021-2022シーズン第12戦「大磯クリテリウム第5戦」が開催され、リーグ登録の各選手達が素晴らしい走りを魅せました。今大会に参戦された選手の皆様、お疲れ様でした!
本来、このレースの後に2月26日(日)千葉県成田市・下総運動公園にて「成田下総2022」を開催し、そのレースをシリーズ最終戦として年間ポイントリーダーの発表と授与式を行う予定となっておりました。しかし現在の新型コロナ第6波の影響で、成田市内のスポーツ施設の使用中止となり、最終戦の開催を断念せざる得ない状況となりました。
このような状況に大磯クリテリウム主催の粋な計らいにより、当日会場で年間ポイントリーダー発表と授与式を実施できることになりました。急なお申し出にも関わらず、対応いただき誠にありがとうございます。
しかし、レース会場の天気予報は曇りのち雨。雨の場合は、会場のレイアウトにより表彰式を実施出来ない運営なので、その点でも当日早朝に主催の方々と相談させていただき、急遽朝のライダースミーティングの人が集まっているタイミングで授与式を開催させていただけることとなりました!
今回、当日会場にはNリーグN中学生男子のポイントリーダー水上 央渉(ブラウ・ブリッツエン)がお越しいただきましたので、Nリーグの授与式をおこないました。先ずは年間通して守り切ったBIORACERのリーダージャージ「バトルマリンジャージ」を授与。特別プレゼンターをお願いした今中 大介氏に着させていただくジャージは格別だったと思います。
そして、ここからは年間ポイントリーダーのために、リーグ協賛各社様よりご提供いただいた豪華副賞が手渡されます。BIORACERからはオリジナルのランドリーバック、特製マスク、そしてサコッシュの年間ポイントリーダー特別セットを。
株式会社アミックグループからは、スポーツ化粧品アスリートXのシャワージェルを。
アイリス株式会社からはEXLUBのリーダーセットを。
武田レッグウェアー株式会社からは、ベストセラー商品ヒールロックソックスとともに、R×Lブランドのお好きな商品が1万円分お買い物できるポイントを、それぞれ今中氏より手渡していただきました。
株式会社 隼からは、代表取締役であり、自社製品アスリチューンの開発者でもある三上氏みずから表彰に立ち会っていただき、更に年間ポイントリーダーの水上選手が好きなアスリチューンを10本、出店ブースで選んでいただける特典を!大事な高校受験を控えた忙しい中、会場に来てくれたNリーグ年間リーダー水上選手を囲んで今中氏と三上氏に温かい拍手を沢山いただき、本当にありがとうございました!!
授与式の動画はこちらからご覧いただけます。
大磯クリテリウム 第5戦 兼Nリーグ第12戦・年間シリーズリーダー授与式
改めてNリーグ年間ポイントリーダーに輝いた水上選手、おめでとうございます!
水上選手は現在中学3年生なので、来年からは高校生。そのためNリーグも卒業となりますが、そんな立場から次世代のNリーグ選手たちへのエールも込めてコメントをいただきました。今回はいつもと違って対象レースのスタート前におこなったので、この後に参戦する「中学生男子」レースにむけての抱負も伺いました。この後、まさに「有言実行」を達成するのです!!
その力強いコメントは動画を是非ご覧ください!
Nリーグ 2021-2022 シリーズリーダー水上央渉(ブラウ・ブリッツエン)コメント
授与式を終えて片付けているうちに雨が降り出し、この後の表彰式は賞状と賞品の手渡しのみでセレモニーは無しに。早めの判断に対応いただいた主催に感謝しながらも、昼前にスタートするキッズやジュニアのレースが雨の中になるので気もそぞろです。
かなり強い雨の降る中、オンタイムでスタートしたNリーグN対象レースの中学生男子クラス。ローリング1周回の後、7周回の合計8周回を競います。ローリング周回を終えたあとから選手達の動きは、雨でも関係なく守りの走りにならないのは凄い。水上選手とともにNリーグランキング2位の本井 大裕(ブラウ・ブリッツェン)、そして筒井 和(TEAM SPORTSKID GoMore)、生尾 完(ブラウ・ブリッツェン)も、先行するメイン集団のなかで、しっかりと位置取りしながら仕掛けるタイミングを図っている様子です。
そして残り1周が近づいてきたタイミングで、Nリーグリーダーの水上選手を含めた数名が抜け出し、その後に3名ほどに絞られてゴール前の長いストレート、会場では「小田原コーナー」と銘打たれているカーブの立ち上がりから決着を目指して選手達の姿が、雨に煙りながら見えてきます。
そしてゴールスプリント、見事に差し切ったのは水上選手!!やはりバトルマリンジャージの威力は凄い!それに授与式でのコメントにも応えた水上選手の走りの力強さに会場は湧きました。
レースの模様は、こちらのダイジェスト動画もご覧くださいませ。
雨の中のレースながら、素晴らしいテクニックで誰も落車などトラブルが無かったので一安心。ブラウ・ブリッツェンのチームメイトで記念写真にも応じてもらいました!チームでもNリーグを盛り上げてくれて、本当に感謝です!
そしてNリーグの年間総合ポイントランキングに動きが。今レースで4位となった筒井選手がポイントを積み上げて順位を1つ上げ、TOP3に入りました!おめでとうございます!
NリーグN年間総合最終ランキング・TOP3
ポイントリーダー:水上 央渉(ブラウ・ブリッツェン)・198ポイント
総合2位:本井 大裕(ブラウ・ブリッツェン)・137ポイント
総合3位:筒井 和(TEAM SPORTSKID GoMore)・107ポイント
※全ての最終ランキングはこちらです。2021-12N-lank.pdf (jbrain.or.jp)
昼休みを挟んで、次はNリーグNW中学生女子を対象とした「女子ビギナー」クラスのレースがスタート。先ほどの中学生男子クラスのレース時よりは多少、雨が弱くなったものの、逆に冷え込んできて身体が動きづらくなる状況。その影響かエントリーの半数しか出走しないレースとなりましたが、その中で落ち着いてレースを運んだNリーグの選手達。ローリング3周回を含めた7周回での競争のなか、特に現在、NリーグNW総合ランキング2位につけている 篠塚 萠依(Cycle DNA)が最後まで良く動きを捉えて、最後の周回から単独で飛び出し、そのまま逃げ切って優勝を決めました!
レースの模様は、こちらのダイジェスト動画もご覧くださいませ。
篠塚選手は、この優勝によりポイントを更に積み上げて年間の総合2位を確定、5位でゴールした大矢 彩雲(ブラウ・ブリッツェン)もポイントを積み上げて、年間の総合3位を確定しました。以下、TOP3の選手たちをご紹介します。1シーズン本当にお疲れ様でした!
NリーグNW年間総合最終ランキング・TOP3
ポイントリーダー:岡本 彩那(ブラウ・ブリッツェン)・208ポイント
総合2位:篠塚 萠依(Cycle DNA)・130ポイント
総合3位:大矢 彩雲(ブラウ・ブリッツェン)・104ポイント
※全ての最終ランキングはこちらです。2021-12NW-lank.pdf (jbrain.or.jp)
今リーグ対象レースで優勝を果たした直後、篠塚選手からはコメントもいただきました!動画で是非ご覧くださいませ。
この後、続けてスタートした「女子スポーツ」クラス。こちらはQリーグの対象レースですが、参戦予定していたQリーグポイントリーダーの廣瀬 博子(サイタマサイクルプロジェクト)が急遽、欠場となったため、Qリーグは根本 香織(Team一匹狼)のみとなりました。一方で、NリーグNW登録ではありますが、本人の希望で1つ上のクラスとなる、この女子スポーツに筒井 楓(TEAM SPORTSKID GoMore)が出走。この2人の走りに注目しながら展開を見ました。
女子スポーツも天候の影響かエントリーの半数の出走となりましたが、序盤から積極的なレース展開。実業団レースでも活躍する選手も混ざる中で、中学生の筒井選手が生きの良い走りを見せます。
ローリング1周を含めた15周回のレースで、ゴールスプリントを制したのは筒井選手!!今レースはリーグポイント対象外とはなりますが、素晴らしい走りで2年間のNリーグシリーズ戦を走り成長を見せてくれました。来年は高校生となるためNリーグも中学生も無事に卒業、本当にありがとうございました!
また根本選手が6位でポイントを積み上げ、総合2位となりました。Qリーグ選手の皆様、お疲れ様でした!
Qリーグ年間総合最終ランキング・TOP3
ポイントリーダー:廣瀬 博子(さいたまサイクルプロジェクト)・112ポイント
総合2位:根本 香織(Team一匹狼)・48ポイント
総合3位:大関 奏音(会津工業高校)・28ポイント
※全ての最終ランキングはこちらです。2021-12Q-lank.pdf (jbrain.or.jp)
この後も大磯クリテリウム 第5戦は全てのクラスを無事に終えました。QNリーグ対象の各レースも素晴らしい走りで盛り上がりました!4月からの来シーズンも女子とジュニアが日本自転車レースの未来を拓きますので、引き続き何卒ご注目のほどよろしくお願い申し上げます。リーグ登録選手の皆様、関係者の皆様、この場をお借りして深く御礼申し上げます。
<Qリーグ・Nリーグ2021-2022ご協賛・提携団体>
協賛:
株式会社クランノート、
株式会社 隼、
株式会社アミックグループ、
武田レッグウェアー株式会社、
アイリス株式会社
提携:
サイクルロードレース協会 東日本事務局(チャレンジリーグ)、
合同会社LinkTOHOKU(ツール・ド・ふくしま)、
株式会社ウォークライド(大磯クリテリウムほか)、
一般社団法人 日本サイクルレーシングクラブ協会(JCRC)
今シーズンの全てのレース結果、およびランキング表はこちらからご覧くださいませ。
自転車レースで更なる活躍を期待できる逸材を日本から!
女子リーグ「クイーン・リーグ(Qリーグ)」、中学生リーグ「ニュー・エイジ・リーグ(Nリーグ)」2022-2023シーズン選手登録、3月より募集を受付開始!2022-2023シーズンの年間リーグ選手登録要項は、3月に詳細発表いたします。
女子自転車Qリーグ・ジュニア自転車Nリーグ公式ホームページ (jbrain.or.jp)
※弊Qリーグ・Nリーグのシーズンは4月1日から翌年の3月31日までの1年間となります。